あぁ、いい加減に片付けなくちゃ!でも、いざ始めようにもどこも物だらけだし、どこから手を付けていいのか悩みますよね。どういうふうに片付けると上手くいくの?手際よく片付けるには?今回は効率のいい片付けの順番とコツを紹介します。
片付けが上手くいく順番は思考から
片付けの片付けにも順番があってただやみくもに始めても疲れるばかりです。段取りよく進めるにはまず思考すること。そしてその思考をもって流れに添って進めていくと上手くきますよ。
- どうしてここを片付けるのか。
- 片付けたらどんないい事が起きるのか。
片付けるにも理由があるんですよね。そして人って理由があれば動くんですよ。動機そのものはなんでもいいんですけど、やっぱりプラスになる何かをイメージするからやろう!って思えるわけで。それが片付けの第一歩なんですよね。
なんとなくダイエットと似てるところもあるかも知れませんね。痩せるぞ!と心に誓ったときにスリムになった自分をイメージしますし、痩せたらもっとオシャレもできる。気になる人から声がかかるかも知れない。なーんて考えるとワクワクしちゃいますもんね。
今は、なんだかんだ言っても
暮らしやすくしたい。だから片付ける。
結局のところそれが本音だと思います。そのために最初に思いを巡らして理由を作ること。です。前向きでメリットがある事をイメージすると片付けが格段にスムーズになりますよ。
片付けは順番で決まる!スムーズに進む流れとコツは?
スムーズに進む片付けの流れって?順番と考え方は?
片付けをスムーズに進むも止まるも段取り次第なんです。お料理を作るようなもので調味料一つ切らしてたらうまく味付けできなくりますよね。同じように片付けも流れを掴むと要領よく進みますよ。
その流れとは。。
- 頭の中でプラスになることをイメージ(ココ大事!)
- どこを片付けるのかターゲットを絞る
- 分別する・捨てる
- 収納する
といった具合ですね。
1.頭の中でプラスになることをイメージする
さきほどお話しした通りですけど、思考する=片付けたらどうしたいの?どうなりたいのって理由を考えます。例えば玄関を片付けるとしたら
どうして今玄関を片付けようと思うのか(動機はなに?)
- 急な来客が来ても大丈夫なように。
- 運気あげたい!
- 同じものを買うことがなくなる
などありますよね。で、次に
片付いたらどうなるのか(未来をイメージ!)
- 風通しがよくなる(いい運気が入ってくる)
- 靴が出し入れが楽になる
- オシャレなお花や小物を置ける
- 急に人が来ても安心
など、スッキリした後のわくわく感を思うわけです。
で、いま思考したことを実現させるために玄関を片付ける。つまりキレイにする理由が見えてくるわけですね。ちょっと動きたいような気持ちになってきましたか?
2.どこを片付けるのか。ターゲットを絞ろう!
片付ける場所も範囲が大きいとただ疲れてしまうだけなので、部屋の中のどこを片付けるのか。ターゲットを絞り込んできます。それもなるだけ範囲は小さく。範囲が狭ければ狭いほど片付けやすくなります。矢を的の中心に当てるようなものですね。
とはいえ、今は物が溢れてる状態なので
部屋の中全体を見渡して。。何をまずどこを片付けるのかを決めます。
- 服なのか。置きっぱなしのコップなのか。それとも雑誌なのか。
- 押入れの中だけ。本棚だけ。
- 床に散らかってるものだけ。
それはカテゴリー別でもいいし、場所で決めてかまいません。絞り込んだところから順番を決めて片づける。これがスムーズに進むコツですなんですね。
例えば本棚を片づけるって決めたなら。その本棚の一番上の段だけ片付ける。済んだら2段目をするといった具合ですね。
床に散らかってるもの場合は範囲が広いですよね。なので床に散らかってるものの中のどれを片付けるのかってことを考えてから
- 脱ぎっぱなしの服を洗濯カゴへ
- 積みあがった服をたたむ
- 雑誌類だけを1か所へまとめる
- 食べかけのお菓子などはゴミを捨てる
- コップはキッチンへもってく
など、目に留まったものどれでもいいので順番を決めて進めてくと、終わるころには自然と足元が見えてきますよ。
出かけるときだって着る服はどうしよう?時間は?メイクしないと?バッグどうする?スマホ充電しとく?など、頭の中がいっぱいいなるでしょ。でも、そんなときって優先順位は?って考えますよね。片付けも考え方は同じなんですよ。
3.捨てるものを分別しよう!
捨てるのか、捨てないのか。判断するのってめっちゃ難しいですよね。もったいないとか。まだ着れるかもーとか思ってしまいますもん。でもよく考えてみてください。
実際使ったことがありますか?
そのほとんどがまずない事にあなた自身も気付いてますよね。といっても捨てにくいもの本音だと思うので、捨てる目安としては
使う頻度がどの程度なのか。
ここを基準にすると捨てるか否か。を判断しやすいです。
- たまに使うもの(冠婚葬祭で使うもの)=必要
- 2.3年使ってないもの=不要
- 毎日使ってるもの=必要
といった具合ですね。
他にも、同じ物がダブってあればどっちか一つだけ残しておく。などすれば、一つはいらない物として処分するので、物が減ります。
とくに奥にしまったままの物は、しまった事さえ忘れちゃってるものばかりです。つまりは生活してて困らないのだからこちらも必要のないものと言う事になります。なのでこういった物もガラクタと同じなので捨ててしまう。
と言った感じで判断していくと自然に要るものといらないものの区別がついてきますよ。
たとえばですけど食器棚を片づけるとします。普段使ってるお茶碗やお箸、お皿は残しておくものってわかりますよね。だけど、奥にしまったままのお皿や引き出物でいただいた食器もありますよね。
お正月など年に1・2はお目見えするものは使うものとして残します。じゃあ、いただいたお皿は?ってなると答えは。。
処分する!です。
これは我が家でよくやってのですけど、どうしてももったいないって思うときは一回使ってから処分する。ってことをやってました。気持ち的にもいただいた負い目がなくなるので捨てやすいですよ。
そして、要らない物は仮置き場をどこか作ってそこにだいたいでいいので本、皿、服、不燃物など捨てるものもカテゴリー別にまとめて置きましょう。それはポリ袋でいいし、ダンボールを使ってもなんでも構いません。
後で見返したときにぐちゃぐちゃになってるより、見栄えもマシだし、処分するときが楽ですよ。
4.収納する
しまうときに気をつけているこというとカテゴリー別にするですね。そして取り出しやすいか・目に留まるか・すぐ手の届くところにあるかなどを考えます。
クローゼットの場合なら
- パパ・ママ・子供用のゾーンを決める
- ゾーンの中に下着・靴下など小物類・シャツ・スーツなどカテゴリー別に収納
- 冬物・夏物などの衣類は季節毎にまとめる
といった感じで区別をして収納します。
我が家の場合はカラーボックス収納をメインにしてるので普段使う下着やタイツなどの小物類だけ、シーズンオフの服だけ、ジーンズだけといった具合にカラーボックス単位で分けて収納してます。
シーズン中の衣類やコートやスーツなどカラーボックスに入らないような物はハンガーにかけているんですね。で、カラーボックスの中もぐちゃぐちゃにならにように使ってるのがこれでして。。
紙袋のいいところは
- 仕切り変わりになる(すっきり収納できる)
- 何が入ってるか見やすい
ので、季節毎の移動も楽なんですよね。普段よく使うものを手前においておくんですが取り出しやすいですし、紙袋もお店でもらった小さなものを使ってるのでコスパもよいってわけです。
またシーズン中の服だけハンガー収納にしてるのは収納場所が少ない関係もあるのですが、必要なものを必要なだけって出しておくというシンプルなスタイルにすると
すぐに取り出せるし、目に留まりやすい
です。こちらでもスカート、カーディガンなどカテゴリー別することは徹底していますよ。
それとシーズンオフの衣類をカラーボックスで収納しておけば、衣替えの時期になると嫌でも年に一度や二度は衣類のメンテナンスもできますし不要なものを始末するチャンスが訪れるのもメリットとしてありますね。
ハンガー収納なら洗濯物をたたむ煩わしさがなくなりますもんね。ハンガー収納はこちらをご参考に。
話をまとめますと、しまうときは
- 次使うときに楽か。
- そのためにカテゴリー別・季節別に収納する。
といったところでしょうか。その方法の一つとしてカラーボックス単位でシーズンオフのものしまう。あるいはハンガーで見やすく収納するってことですね。
キレイをキープ!リバウンドしないようにするには?
ようやくスッキリした部屋の中をまた元通りにはしたくはないですよね。リバウンドさせないようにする王道は元に戻すことです。どこでも置かないってことですね。
置いた場所がわからなくなるとあちこち探すのに時間もかかるし、買い直したりすればそれこそ無駄でしかありませんよね。
決まった場所に置けばなにかあればココ!ってわかるし、イライラしなくてすみます。忘れ防止になるんですよね。
わたしも家の中でいろんなことを忘れないためにメモも目を通そうと思う書類も一旦はドレッサーの前に置いてます。自分の中では毎日必ずいる場所なのでわざと目に留まるようにしてて、時間ができたら目を通して処理してます。なのでやはり
生活導線の中で定位置を決めておく
ことがリバウンドしないコツじゃないかと思います。
そのほかにも物を増やさないために
- 関連グッズを近くに置く(使い勝手がよくなる・道具が探しやすい)
- ためる前に捨てる(要るいらないを即判断できる・ものがたまらない)
- 整理整頓の時期を決める
- 買うときは他になかったか確認する(ダブりがなくなる)
- 視角に物を置かない(しまったことを忘れることがない)
など普段からできることをプラスすれば風通しのいい暮らしがキープできます。整理整頓は健康診断のようなもの。具合が悪くなる前に見直してメンテナンスしてくださいね。
まとめ
- 片付けの手順は思考から。理由があれば人は動く
- 片付けは段取り次第でスムーズに進む
- 片づける場所はターゲットを絞り込むとうまくいく
- 片づける範囲が狭ければ狭いほど片付けやすくなる
- 捨てる基準は使用頻度で決めよう!
- 定位置に置く。元に戻すがリバウンドしないコツ
いかがでしたか。基本的なことばかりですがどの場所でも応用が利くので、手始めにお財布という狭い範囲から試してみてはいかがでしょうか。
また片付けは一度にできるものではありませんし気力も体力も要るものです。繰り返すことで段々うまくなってきますのでそのつもりでコツコツと続けてみてくださいね。
ホントは自分の中でうっすらと気づいてるんじゃないでしょうか?
片付け本を読んだって雑誌やテレビを見てもノウハウを山ほど知ってるのにうまくできない。キレイにしたい気持ちはすっごくあるのに片づけようとすればするほど身動きが取れなくなってしまう本当の理由は
心の中に問題にあるってことを。
世間じゃ男女平等が当たり前になっても家の中では「主婦なんだからできて当然!」みたいな空気っていまだにありますよね。
旦那さんや家族からの見えない圧がプレッシャーになってませんか?
- 片付けようとするといや~な気持ちに襲われてしまう
- 部屋が汚いって言われても片付けられない
「やらなきゃいけない」「なんでできない?」って気持ちとは裏腹に行動がズレてしまうのも無意識に心にブレーキをかけてしまうからなんです。心の奥底では苦手だと思ってることを無理にやろうとしてもうまくいくはずがありませんよね。
これまでもイライラして愚痴ってばかりではありませんでしたか?そのたびに自己嫌悪や罪悪感、孤独感、無気力に陥ってましたよね。
一時しのぎでザザーっと片付けても本当の解決にはなりませんし、すぐリバウンドしてしまいます。
勝間流のお片付け術では著者でもある先生のサポートを受けながら心のブレーキを開放しストレスなく自然と楽しくできる収納お片付け方法が身につきます。
片付け下手だったわたしも先生のサポートのおかげで少しずつ片付けができるようになりました。このサイトで紹介してるチョコっとした片付け方も先生のアイデアを活かしたものも多いんですよ。今度はあなたの番です。片付け嫌いを克服しませんか?