一度物が溜まってしまうと、もうどこから片付けたらいいのかわからなくなりますよね。頭の中はごちゃごちゃになるし、考えてるとどんどん疲れてくるし。もういいやー、あとからしよう!なんて自分に言い聞かせたりして、面倒くさくなってしまうものです。
そんなループを繰り返さないために迷わずにできる片付けのコツをみていきましょう。
【片付けのコツ】どこから始めたらいい?迷わないやり方は?
どこから手をつけていいのかというと、家の全体をブロック別にわけて、やりやすそうなところから始めるといいです。
アレもコレもと、むやみにやたらと片付けても、どれも中途半端になるるだけで時間がもったいないです。ここからここまでって。ポイントを絞ると片付けやすくなります。
駅伝で言えばマラソンの選手がそれぞれのエリアだけを全力を尽くして次の人にタスキを渡しますよね。あの感じです。全部走ってたらグダグダになってしまうけど決まったエリアだけなら頑張れますよね。範囲が小さければ小さいほど集中できるというわけです。
そうそう。ほのかさん、さすがですね。では広い家の中のどこからはじめていいのかわからないと思うので、ブロック別にわけてみましょうか。
【片付けのコツ】どこからする?まずは家全体をブロック別にわけてみる
家の中全体をざっくり見ても、玄関、キッチン、浴室、リビング、寝室、クローゼット、物置などキリがないほど片付ける場所がありますよね。
その中から片付けをやりやすそうなところをメモでいいのでいくつかピックアップしましょう。そこからさらに片付けやすそうな場所を選ぶと楽です。
仮にリビングを片付けるとしたら、そこには何がありますか?テレビやソファ、テーブル、棚、などいろいろな物がありますよね。その中からさらに自分の中でここならできそう!って思うところがあればそこに決めます。
そしてもしソファーに決めたのなら、ソファーの上や周辺の散らかったとこだけを片付けます。そうすると一つのこに集中するので他のところの散らかりは気にならなくなりますよ。
例えばラーメンとギョーザを食べるとしたら、両方を少しずつ食べ進めるか、ラーメンを食べ終えてからギョーザを食べるような、単品で食べ進めてく違いですね。
あら、いまゆいさんの心の声が聞こえたような。。奥さんは手厳しいですね。で、さっきの話をまとめるとこんな感じになります。
- 家全体→部屋へ。
- 部屋→部屋の中へ。
- 部屋の中→片付けやすそうなところを決定!
こうしてひとつひとつ段階を踏んでブロックを決めると、どこから片付けていいかが見えてきますよ。
ゆいさんもお片付けスイッチが入ってきたようですね。では次にいるものをいらないものの分別の仕方についてお話ししますね。
【片付けのコツ】いるもの要らないもの。どう分別したらいい?
片付ける場所が決まったら、いよいよいるものいらないものを仕分けをはじめるんですけど、その基本は「いらないもの・迷うもの・いるもの。」この3つに分わけることです。
とりあえず用意するものはポリ袋があればOK。段ボールやカゴ、大きめの紙袋など何か入れるものがあれば用意してください。基本的なやり方はシンプルですが、ポリ袋・段ボール・カゴなどに捨てるもの、必要なものをポイポイ入れていきます。
- いらないもの=ポリ袋へ入れる。
- 迷うもの=ダンボールへ入れる。
- いるもの=部屋にスペースを少し作って仮置き。
いらないものを片づけるときのポイント
いらないものは、後で捨てるときに困らないように燃えるゴミと不燃物を袋を分けて入れることです。いざ捨てるってときに分別する手間が省けるし、次のエリアを片付けるときに続きのゴミも入れられますよね。
あと、溜まった袋にはマジックで燃えるゴミの「も」とか書いたり、何かしらわかるように印をして燃えるゴミと不燃物を一目でわかるようにしておくといいですね。
そして袋を置くスペースを適当に決めて、そこに燃えるゴミ・燃えないゴミの袋をそれぞれまとめておくと捨てるときにとっても楽なんです。
迷うものを段ボールにいれるわけは。。
段ボールに物をとりあえずいれると、それがいまの生活に本当に必要なものなのかどうかがわかってきます。一度箱に閉まってから、半年でも3ヶ月でもいいのですけど、一定期間開けなかったらそれはいらないものと同じです。なくて困らないものは捨てても大丈夫なので溜め込んだ物とお別れしましょう。
そうそう。ゆいさんもだんだん分かってきたようですね。
いるものはあとから整理整頓
片付けって物の位置を決めて、決めた場所に戻すことなんですよね。だから、必要なものは自分で決めた場所に持ってってあげましょう。
例えば、
- 脱ぎっぱなしの服は洗濯場のカゴに入れる。
- 本は本棚に入れる。
- TVのリモコンはテレビのそばに置いておく。
- おもちゃはおもちゃ箱へ。
- おきぱなっしのグラスやお皿はキッチンへもってく。
など、ほんのちょっとしたことなのに、それぞれの持ち場に物が行くと目の前がスッキリします。それと持っていった場所がぐちゃぐちゃでいいんですよ。大事なのはとりあえず戻してあげることです。お皿なんてあとから洗っちゃえばいいんだし。
いま片付けてるところがキレイにすることが目的なので、そこを意識してささーっとやってしまいましょうね。
【片付けのコツ】時間を決めてやる気を持続させよう
片付けってやりだすと不思議と止まらなくなりますよね。持続するためにお片付けタイムを決めましょう!どこかで区切りつけないと次第に疲れてしまうし、やる気が失せる。これがいちばん困りますよね。ご飯の用意や子供の送り迎えに手が回らなくなってしまっては本末転倒。片付けどころか夫婦の中までおかしくなっちゃいますよね。
人の集中力って2時間ほどっていいますよね。なので、その2時間だけめいいっぱいやっちゃう!とか、部屋の中のテーブルとテレビの周辺だけする!とかでもいいです。なにかしら自分なりのルールを決めてみてください。
もともと小さなエリアを絞ってるのでそんなに時間はかかりませんし、今日はここまでーー!っていう目的をもって動く方がはかどります。それと、ちょっと物足りないくらいの方がモチベーションが続きますよ。
あらあら。そうたくんは幸せな人ですね。
まとめ
- 片付けをはじめるならまずは家の全体をブロック別にわけてみる。
- 家全体から部屋の中、部屋の中のどの場所が片付けやすそうかエリアを絞って決める。
- 物の分別の基本は「いらないもの・迷うもの・いるもの。」この3つに分わけること。
- 迷うものは段ボールに入れて保管する。スッキリして見えるし、一定期間開けることがなければいらないものと考えて捨ててよし!
- 人の集中力は2時間まで。時間を決めて片づけること。
- 物足りないくらいの時間での片付けがモチベーションを維持するコツ。
- 片付けは物の位置を決めて、決めた場所に戻すこと。
一度散らかってしまったものを片付けるのはとってエネルギーがいりますよね。でも、ほんのちょっとしたことで簡単にキレイにできてしまうことも確かなんですよ。やる気スイッチが入ったときに最初に迷う「どこから片づけるんだ!」って思ったときの参考にしていただけたらと思います。
ホントは自分の中でうっすらと気づいてるんじゃないでしょうか?
片付け本を読んだって雑誌やテレビを見てもノウハウを山ほど知ってるのにうまくできない。キレイにしたい気持ちはすっごくあるのに片づけようとすればするほど身動きが取れなくなってしまう本当の理由は
心の中に問題にあるってことを。
世間じゃ男女平等が当たり前になっても家の中では「主婦なんだからできて当然!」みたいな空気っていまだにありますよね。
旦那さんや家族からの見えない圧がプレッシャーになってませんか?
- 片付けようとするといや~な気持ちに襲われてしまう
- 部屋が汚いって言われても片付けられない
「やらなきゃいけない」「なんでできない?」って気持ちとは裏腹に行動がズレてしまうのも無意識に心にブレーキをかけてしまうからなんです。心の奥底では苦手だと思ってることを無理にやろうとしてもうまくいくはずがありませんよね。
これまでもイライラして愚痴ってばかりではありませんでしたか?そのたびに自己嫌悪や罪悪感、孤独感、無気力に陥ってましたよね。
一時しのぎでザザーっと片付けても本当の解決にはなりませんし、すぐリバウンドしてしまいます。
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