どうして物を捨てられないの?その心理は?
- この先使うことがあるかも知れない。
- ストックしておかないと落ち着かない。
といったことが形となって表われてしまうのではないでしょうか。
私自身も思い当たるところがあって消耗品だけは1つだけストックしておかないとダメで、ラップやティッシュなど最後の一つに手をつけたら、次買物に行ったときは買い足しておくといった具合です。
最後の一個を使いだしてすぐに買い足す必要なんてないのにないと不安になるんですよね。これもつまりは物に依存してると感じています。
人は何かで寂しさを埋めたい、紛らわしたいと心のどこかで思っていてそれは物を溜めてしまうことにもイコールじゃないのかなと個人的に思っています。
だから物が散らかってても平気だし、いただき物や思い出の品もたんまり溜め込んでるのに何もしないし、しようと思っても手が止まってしまう。
心の中にフォーカスすると見えてくるのですが、心理的なところでは全て安心感というところでつながってるのだと感じています。
捨てられないことを●●してませんか?
忙しくて捨てる暇がない、いただき物を大切に持ってること、思い出の品を手放すことができないのも、何かしら理由をつけて捨てられないことを正当化してますよね。それも無意識に。気づいてましたか?
忙しいから捨てる暇がない
「忙しい」を理由に捨てられないことを正当化しちゃうパターンですね。お休みの日も仕事をする、友達とランチに行くなど、他の事は優先にしちゃうんです。でも片付けを後回しにする理由は何なのでしょう?実はめんどくさくて、後でしようと思ってるからですよね。
でも時間は作るものではないでしょうか。捨てる暇を仕事と捉えたら時間とれませんか?不思議と多忙な人とほど時間やりくりして家事や仕事もこなしてますよ。
いただきものを捨てられない
わたしたちは小さいころから物を大切になさい。安易に捨てるのはいけないことだって教えられてきました。特に人からいただいた物は気を使ってしまいますよね。お相手の気持ちやエピソードを大切にするあまり、気に入らない品であってもとって置こうとします。
でも、ちょっと考えてみてください。その行為そのものが物に依存してるってことを。物は時間が経てば劣化もするし、カビが生えて使い物にならないこなんて多々あります。物は使ってこそナンボですよ。ただしまっておくなんて物が可愛いそうです。
相手の気持ちを汲み取ったようで実は自分だけの安心感になってる。それは気持ちの摩り替えに過ぎないません。確かに捨てにくいものもあると思いますが、あげた方は渡した時点で感謝の気持ちを伝え終わってますよ。
捨てたら申し訳ないなんていまどき時代錯誤もいいとこです。そんな時代遅れの風習に振り回されないように見切りをつけましょうね。
思い出の品も。。
思い出の品を手にとるとその時の出来事が手にとるように蘇ってきますよね。あのときこうだったな、このときは。。。家族のために頑張ったこと、めっちゃ子育てに奮闘してたとき。子供が描いた絵に癒されたときなど、
- 子どもの作品
- おもちゃやぬいぐるみ
- 発表会や運動会のビデオ。
- 母の肩身
こういったモノをみると胸が熱くなって幸せな気持ちになりますよね。
なんだかんだで人生で一番自分が輝いてたときですもん。思い入れが深いだけに
執着心も強いし手放しがたい!
と思ってしまうんですよね。でもそれはあくまでも過去のこと。思い出の物がなくなってこの先不安になることがありますか?思い出はずっとあなたの心の中に残ります。消えることもないし消すこともできないですよ。
物を大切にするって必要なものだけを置いて活かすことだと思います。ただ置いて置くだけなんてタンスのこやしと一緒です。無いのと変わりないですよね。
物を捨てられない人と捨てる人の考え方の違いは?
使うか。使わないか。
物を手に取って瞬時になくても困らないもの=要らないものって考えてます。どうしよう~って迷ったときも基本は捨てる、もしくは期限付きで保管して期限がすぎれば捨てる。頭の中は物をもたない方向で見ています。
一方、物を捨てられない人の場合は
まだ使えるかも。いつか必要になるかもしれない。
って、先のことを考えてすぎてしまうんですね。不安になるくらいなら持ってたほうがマシ。といった安心を取ります。服が捨てられないのも、ショップ袋や箱が捨てられないことも当てはまりませんか?
服が捨てられないのも。。
高かったから残しておく。痩せたら着よう。って思ってますよね。物を捨てる人はそんなことは考えてません。
高かった服はこの先着ることがあるのかないのかで決めます。高かったとかなんて関係ありません。デザインが古いから。サイズアウトしてるから。とか手放す理由を考えてます。
痩せたら着ようと思ってる服も痩せてから買い足せばいいくらいに思っていてタンスのこやしになるくらいならなくていい物と判断してますよ。
ショップ袋や箱が捨てられないのも。
ショップ袋や箱を捨てがたいのは、捨てたら損しちゃうかも。って思うからですよね。
でも捨てる人は紙袋・箱を置いてるスペースが無駄だと考えてます。そもそもそんなに使う機会もありません。
あとで処分するにも暇がかかるし紙袋においては使おうとしたときにシミがついてた。などデメリットだらけ。とっておくのは高価なブランド品のショップ袋くらいです。
物を捨てる人、捨てられない人とでは思考がまるで違いましたね。個人的には捨てたらもう戻ることはないと安心をとるより、むしろ一度手放してみればいいと思います。
部屋の中は倉庫じゃありません。
あ、捨てちゃったなぁ。。って後悔したっていいじゃないですか。仕事も失敗して学ぶように物も手放して学ぶことも多いですよ。モノの価値観が変わるかもしれませんし。
その物持ちのよさはとっても素敵ですけど、持っててよかった!って思うことはごく稀なので勇気を出して自分の殻を打ち破ってみてくださいね。
捨てられないから片付け上手に!迷わずに捨てるコツは?
- 好きか、嫌いか。
- ワクワクするか。
- 嫌な気持ちになるか。
- 何も感じないのか。
- ダブったもの
- 壊れてるもの
- 使えないもの
- 1.2年使ってないもの
どうしても迷ってしまうときは?
- 保管期限は短く。
- 生活動線に置く。
うちの息子はアニメやアクションものが大好きで、部屋に本やフィギュア・プラモデル、カードなどで埋め尽くされてます。でも、ある程度増えてきたら箱に詰めてリサイクルショップで引き取ってもらうようになりました。
カラーボックスに入り切らなくなったら。シーズンのアニメが済んだらなどルールを決めてるようなんですね。
仕事と同じようにモノも処理しなければどんどん溜まってしまいます。どこかで区切りを付けるということはモノを捨てるきっかけになるのでぜひ習慣にしてくださいね。
まとめ
- 物が捨てられないのは物への依存・執着・なくなることへの不安から。
- 物を捨てる人の考え方は使うか使わないか。捨てられない人はまだ使えるかも。
- 迷わずに捨てるコツは物を手にとったときの第一印象。好きか・嫌いかで決まる。
- 迷ったら期限を付ける。期限内に一度も使わなければいらない物と同じ。
- 物を減らすコツは片付けるとき捨てる前提で考えること。
必要な物だけあれば生活はできるので。物を手放すことへの不安より「今」をエンジョイするために物を減らしましょうね。物が減ればホコリも減るし、掃除も楽!家族も健康になりますよ。
ホントは自分の中でうっすらと気づいてるんじゃないでしょうか?
片付け本を読んだって雑誌やテレビを見てもノウハウを山ほど知ってるのにうまくできない。キレイにしたい気持ちはすっごくあるのに片づけようとすればするほど身動きが取れなくなってしまう本当の理由は
心の中に問題にあるってことを。
世間じゃ男女平等が当たり前になっても家の中では「主婦なんだからできて当然!」みたいな空気っていまだにありますよね。
旦那さんや家族からの見えない圧がプレッシャーになってませんか?
- 片付けようとするといや~な気持ちに襲われてしまう
- 部屋が汚いって言われても片付けられない
「やらなきゃいけない」「なんでできない?」って気持ちとは裏腹に行動がズレてしまうのも無意識に心にブレーキをかけてしまうからなんです。心の奥底では苦手だと思ってることを無理にやろうとしてもうまくいくはずがありませんよね。
これまでもイライラして愚痴ってばかりではありませんでしたか?そのたびに自己嫌悪や罪悪感、孤独感、無気力に陥ってましたよね。
一時しのぎでザザーっと片付けても本当の解決にはなりませんし、すぐリバウンドしてしまいます。
勝間流のお片付け術では著者でもある先生のサポートを受けながら心のブレーキを開放しストレスなく自然と楽しくできる収納お片付け方法が身につきます。
片付け下手だったわたしも先生のサポートのおかげで少しずつ片付けができるようになりました。このサイトで紹介してるチョコっとした片付け方も先生のアイデアを活かしたものも多いんですよ。今度はあなたの番です。片付け嫌いを克服しませんか?