片付けてもまた散らかるからまぁいいや!ってそのまま放置していませんか?物が散乱してくるともう整理整頓する自体面倒くさくなってしまうものです。でもそれはどこか手順を間違えてしまってるから起こること。
キチンとした流れで動いていくと、たとえ散らかっても一瞬のだけでまたすぐにキレイなお部屋にすることができますよ。今回は片付けの手順とキレイを維持するコツを紹介します。
片付けの手順とコツ:部屋が散らかってしまうのはなぜ?
なぜお部屋が散らかってしまうのかというと物が多いからですよね。
そのお部屋が散らかってたところで自分自身が困るわけでもなく、また心のどこかで散らかること前提でお掃除しちゃってるところもあるんじゃないでしょうか。
なので、ついつい。。
- 服を脱ぎっぱなし
- 雑誌を床に開いたまま
- カバンを置きっぱなし
- 食べ終えたお菓子の袋をテーブルに置いたまま
- 飲み終えたコップを机に置きっぱなし
って、チョイ置きにしてしまうのではないでしょうか。でもこの生活が当たり前になってることこそ問題です。これじゃ手をつけられなくほど物が積み上がってもおかしくないことに気づいてますか?
本当はキレイにした空間で過ごしたいはずなのに、現実は
物が多すぎて管理できない=邪魔くさい→テキトーに片づけて終わり!
ってなってしまう。でもこれでは本当の意味でキレイ片づけたことにはなりません。2.3日もすればまた元に戻っちゃうのも無理ないですよね。
スムーズに進む片付けの手順とコツをやさしく解説
本当はどうせやるならキレイを維持する片付けをしたいですよね。ですが基礎をすっとばしてアドリブが利かないように、片づけにも片付けの段取りが大事で、ココを間違えると途中で投げ出してしまうんですよ。
片付けの一連の流れは
- スッキリしたお部屋をイメージ!
- 目の前の散らかりをざっとなくして。。
- 要る・要らないを仕分けて。。
- 必要なものだけを収納して。。
- お掃除して終わり~
ってところです。もう少しかみ砕いてお話ししますね。
手順①スッキリした部屋をイメージする
スッキリとしたお部屋をイメージするのはとっても大事なんですよ。インテリア雑誌のような物がないシンプルかつオシャレな空間はみるだけでもテンション上がりますよね。
実際のお部屋も
- 足元に物がなくなったら。。
- テーブルの上に物がなくなったら。。
など、キレイになった後の部屋をイメージしてみてください。ワクワクしませんか?旅行にいくときだってどんなホテルに泊まって。。澄んだ青空の中どのショップに行ってどんな食事をして。。なーんて、観光地に行ったことをイメージしますよね。
片付けだって同じです。スッキリとした空間を手に入れるためにこうしよう、ああしようってイメージして整理整頓に向かうとスムーズなんです。
手順②いざ、お片付け!その前に準備するものとは?
片付けを始める前に準備しておくものがあります。あとで探すよりも作業がしやすくなりますので前もって用意しておくと便利です。
で、何を準備するかというと
- ポリ袋
- 段ボール
- マジック
- ぐん手
- ふきん
- マスク
- 布テープ
- 掃除機
など。だいたいこんな具合ですね。
引っ越しの時、荷物の整理によく使ってたんですがマスクは喉や顔にホコリがかかるのを防げるし、マジックはポリ袋や段ボールに何を入れたかすぐ書けて個人的にめっちゃ役立ちましたのであると便利かなーと思います。
手順③目の前の散らかりから無くそう!
なんだかんだ言ってもとにかく物が多いわけですから、今は目の前の散らかりを無くすことが最優先!とにかく足の踏み場を作ることに専念しましょう。
例えば
- 脱ぎっぱなしの衣類は洗濯カゴへ
- 置きっぱなしのコップやお皿はキッチンへ
- ゴミはゴミ箱かポリ袋へ
- ペットボトル・缶はポリ袋へ
- 本・雑誌は部屋の片隅にまとめておく
など、それぞれの持ち場、定位置に持ってって床が見えてくると
そうそう。見た目が変わるのはとっても嬉しい事です。この調子で次につなげていきましょう!
手順④不要なものを処分!苦手な仕分けをサっとやるコツは?
足元が見えてきたらいよいよ不要な物を分別してくのですけど、仕分け。。ここが一番の悩みどころで。。
- 思い切りが大事
- いさぎよく捨てる
これが仕分けるコツですね。
片付けが上手くないうちは迷ってるうちに時間だけ経っちゃうし、イライラするし、考えることさえ嫌で何かしら理由をつけてとっておこうとしますよね。でも。。
一度自分の心に問いかけてみてください。実際普段から使ってない物や埋もれてるだけの物って
本当に必要ですか?
って事を。実はなくても困らない物がほとんどじゃないかと思いますよ。無くても困らないけどあれば安心するものは、ただの執着にすぎませんので。
そういった物は捨ててよし!
と考えて、、
さて、どこから片付ける?
片付けは狭い場所から始めましょう。たとえば、クローゼットやドレッサーだとか。引出しはとくに枠内だけって感じになるため、範囲が限られてて分別しやすいんですよ。
やり方は、
- 一旦入ってるもの物を全部出す
- いる・いらないを仕分ける
- 要るものだけ一か所に仮置き
って感じですね。衣類ならスカート、アウター、ジャケットなど、本、雑誌、カバンなどもざっとでいいのでジャンル毎にまとめておくとあとで収納するときにとても楽になりますよ。
詳しくはこちらをご参考に。
手順⑤必要な物を整理整頓!収納のポイントは?
要るものだけになったらあとは収納ですよね。本、衣類など、どのカテゴリーをしまう場合も基本は同じです。その手順はというと
- 物を置く場所を決める
- 使用頻度の高いものは手前に置く
ですね。例えば食器棚の奥にいつも使う定番のお皿を置いてしまったら、取り出すまでに時間がかかる。片付けが苦手だとそのことが邪魔くさくなってしまうんですよ。数日後にはまた食器がごちゃごちゃになってしまうんですよね。
たまに使うものを奥、しょちゅう使うものを手前に配置することで、奥のお皿もキレイに収納されたまま、普段使いのお皿は取り出しやすい上に、戻すのも楽だからずっと定位置におくと。。
また、収納ケースを使うときのポイントは
- 中に何が入ってるか一目でわかるようにしておくこと
片付けに慣れないうちは、収納ケースの配置を図面にして貼ったり、ラベルに詳細を書いて貼っておくなどすると管理しやすいですよ。
収納グッズの買い足しは後で。
片付けが苦手な人に限って、物が溢れるとその物を収納するためにまた収納ケースを買っちゃうんですよね。ケースに詰め込んでしまえばパッと見はキレイに見えますけどね。。
元々の動機が目隠しのためなので整理整頓を進めてくと必要がなくなるんですよね。なので買い足しは最後にしましょう。今持ってるケースは仮置き用として。また、他の部屋でリサイクルできる可能性もあるので片付け終わるまではしばらく保管しておいて大丈夫ですよ。
手順⑥仕上げはお掃除!収納する前にしちゃいけないのはどうして?
仕上げはお掃除ですよね。そこでNGなのが収納前の掃除なんです。
これも片付けを進めるにあたってのカギになるんですけど、衣類やペン、雑誌など出しっぱなしのままだとそれらが邪魔で掃除がしにくくなりますし、大事な物まで捨てちゃったなんてことになりかねません。
収納が済んだらあとは掃除機を充てたり、床や棚を拭きあげて終わりです。この時点でかなり部屋の中はキレイになってますよね。
また袋に詰めたゴミは一か所にまとめておきましょう。ゴミ処理場へ持ち込むなり、地域のゴミの日に出して処分できるものは捨ててしまいましょうね。
片付けの手順とコツ:ずっとキレイを維持するには?
いつもお部屋をスッキリさせるのって意外とシンプルで、
- 物を置きっぱなしにしない。
- 使ったら必ず元に戻す。
- いる、いらないを即決断する
- すぐ行動する(後ではナシ)
- 溜めない。
ホント、これだけなんです。あと、わたしが常に頭の中に置いてることは
例えば
- 玄関に脱ぎっぱなしの靴があれば、すぐ靴箱に入れる
- ご飯を食べ終えたらお皿はすぐ洗う
- 郵便物は要らなければすぐ捨てる
- 爪切りを使ったらすぐ元に戻す
って感じですね。物が定位置にあれば探す手間も省けるし、迷わないじゃないですか。これがどんなに楽なことか。このひと手間がキレイを維持するコツです。
でもいきなり習慣にするのは難しいですよね。なので最初のうちは
後回しにしない
ってことだけは頭に置いて動いてみてくださいね。
モチベーションを維持しながら片づけるには
仕事も午前中がはかどるように、片付けもまた朝のうちが体力もあるしやる気がでます。
わたしの場合はお休みの日に今日はお掃除の日♪って決めてるんですが、朝食の食器を洗うところからスイッチが入って気力が失せる前の午前中で終わらせるようにしてるんですよ。
それと片付けはいきなり全部片づける!というより細々とやる方が続くんですよ。陸上で言う短距離で勝負するかマラソンするかって感じですね。
なので、今日は
- 1曲分だけ。
- 半日だけ。
- 引出し1個分だけ。
など、時間や場所を決めて少しづつ進めてくださいね。モチベーションが上がらないときはこちらをどうぞ。
まとめ
- すぐ散らかるのは心のどこかで散らかること前提でお掃除してるから。
- 片付けは手順が決め手!間違うと途中で挫折してしまう。
- キレイな部屋をイメージし目の前の散らかりを片づけよう。
- 片付けは狭いところから始めるとモチベーションも保てる。
- 一旦全部取り出し不要なものは処分し必要なものはジャンル毎に仮置きを。
- 後回しにしないことを意識しよう。
いかがでしたか。もし自分だけじゃどうしても捨てる判断がつかない場合は友達や業者さんなど助っ人に頼んで手伝ってもらいましょう。誰がいつ来ても素敵なお部屋で出迎えられるようになるといいですね。
ホントは自分の中でうっすらと気づいてるんじゃないでしょうか?
片付け本を読んだって雑誌やテレビを見てもノウハウを山ほど知ってるのにうまくできない。キレイにしたい気持ちはすっごくあるのに片づけようとすればするほど身動きが取れなくなってしまう本当の理由は
心の中に問題にあるってことを。
世間じゃ男女平等が当たり前になっても家の中では「主婦なんだからできて当然!」みたいな空気っていまだにありますよね。
旦那さんや家族からの見えない圧がプレッシャーになってませんか?
- 片付けようとするといや~な気持ちに襲われてしまう
- 部屋が汚いって言われても片付けられない
「やらなきゃいけない」「なんでできない?」って気持ちとは裏腹に行動がズレてしまうのも無意識に心にブレーキをかけてしまうからなんです。心の奥底では苦手だと思ってることを無理にやろうとしてもうまくいくはずがありませんよね。
これまでもイライラして愚痴ってばかりではありませんでしたか?そのたびに自己嫌悪や罪悪感、孤独感、無気力に陥ってましたよね。
一時しのぎでザザーっと片付けても本当の解決にはなりませんし、すぐリバウンドしてしまいます。
勝間流のお片付け術では著者でもある先生のサポートを受けながら心のブレーキを開放しストレスなく自然と楽しくできる収納お片付け方法が身につきます。
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